元ヤン介護士の知佳のブログ

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人間の業 ― 綺麗事の裏側 第17話:便利ツールの餌食(Reprint) 知佳 作

知佳

「人妻・熟女の不倫実話と創作官能小説 | 知佳の美貌録」より転載



陽光が差し込む古民家の縁側で、動画撮影用の一眼レフカメラに向かって、真新しいポール付き8インチ電動チェーンソーを前ににっこりと爽やかな笑顔を浮かべる美しい女性YouTuber。手前には『Prunarbo』のロゴが薄く入った段ボール箱と、不自然なほど鮮やかなグリーンの工具が置かれており、華やかな田舎暮らしの動画撮影の裏にある商品提供の瞬間を切り取ったシネマティックなカット。



画面の向こうでは、華やかな女性インフルエンサーたちが、古民家暮らしや田舎開拓といった「理想のライフスタイル」を笑顔で発信している。視聴者はそのアクティブな姿に魅了されるが、その舞台裏には、アクセスアップや資金繰りに苦慮する女性クリエイターの心理に付け入る、冷酷なビジネス構造が存在していた。


ある日、人気の女性配信者の元に、中国の工具メーカー『Prunarbo』から、高所の竹林伐採に便利だという「ポール付き8インチ電動チェーンソー」の無償提供が舞い込む。


「これなら、不器用な私でも荒地を開拓できるかも!」


カメラの前で彼女は意気揚々と死闘を挑んだが、現実は甘くなかった。ポールを付けた工具は想像以上に重く、まともに扱うことすらままならない。挙句の果てに、数分も経たないうちに安全ガードが歪み、部品が内部で絡まって完全に壊れてしまった。


彼女はその悲惨な一部始終を「正直な失敗談」として動画にアップした。視聴者からは「リアルで参考になる」と好評を博したものの、事件はその後に起きた。


動画が公開された後、メーカー側からの連絡は一切途絶えたのだ。
謝罪の言葉はもちろん、故障原因の調査申し出や、代替品の発送といったフォローアップは完全にゼロ。それどころか、そのメーカーは故障の事実を完全にスルーしたまま、他の女性クリエイターたちにも同じ商品を送り続け、ネット上に浅い宣伝動画を量産し続けていた。


なぜ、彼女たちのような女性クリエイターがこれほどまでに狙われやすいのか。そこには綺麗事では片付けられない三つの動機がある。



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