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官能小説『危ない画像』 第9話 益荒男様 作

益荒男様 作

官能小説『危ない画像』

この小説はShyrock様のご許可を頂き掲載しています。

パートナー交換 「こんなのが付いてて、邪魔じゃない。」
 「普段はもっと小さくなってるよ。」
 「何か、おチンチンって不思議。」
 暫くすると雅彦が慌てて久仁子の手を剥がそうとした。
 「どうしたの。」
 久仁子が不思議そうな目で雅彦を見た。
 「ちょっとヤバイ。」
 「ヤバイって、あ、セイシが出ちゃうんだ。」
 雅彦が力無く頷いた。
 「見せて。」
 「え、そんなこと。」
 「いいから見せて。私、まだセイシがでるのって見たこと無いの。」
 仕方なく雅彦が湯船から足を抜いて洗い場の方を向いた。浴槽の湯を汚したくなか
ったのである。
 「どうしたらいいの。」
 「もっと強く握って。うん、手を動かして。もっと強く。」
 久仁子が言われるままに手を動かした。ぎこちない手の動きに僅かな痛みすら覚え
たが、その痛みすら雅彦には心地よく思えた。
 「イ、イク。」
 雅彦が久仁子の手を上から包み込んだ。次の瞬間、二人の手の間から一塊りの滴が
飛び出した。
 「わ、凄い臭い。」
 久仁子が食い入るような目で自分の手元を見詰めた。
 ようやく落ち着いた雅彦が身体を流して湯船に浸かると久仁子がピッタリ寄り添っ
て来た。
 「気持ちよかった。」
 久仁子がそう言って雅彦の手を自分の方に導いた。
 「私も気持ちよくなりたい。」
 湯の中で探った久仁子の割れ目はしっかりと口を閉じていた。雅彦の指がなぞると
久仁子がスッと脚を開いた。
 「いい気持ち。」
 雅彦は急な展開に戸惑いながらも指先に触れる久仁子の柔らかな感触に我を忘れた。
それでも無意識の内につい先ほど触れた母親の柔肌と比べていた。久仁子の方が幾分
固いような気がした。一番大きな違いが襞に埋もれた粒で、麻美と比べたら久仁子は
無いに等しい。
 流石に露天風呂でのこれ以上の行為は無理である。手を離した雅彦が久仁子をしっ
かり抱きしめ、唇を重ねた。
 「戻ろうか。」
 「うん。パパ達、どうしてるかしら。後から来ると思ったんだけど。」
 「二人だけにして、やばかったかな。」
 「それは私たちの方じゃない。」
 「言えてる。」


 素肌の上に浴衣を羽織った二人が戻ると部屋の鍵が掛かっていた。
 「やだ、パパ達、やってるみたい。」
 久仁子が笑いながらノックすると暫く間があって戸がスッと開いた。開けたのは麻
美だった。何も身に着けていなかった。
 「入って。」
 と麻美が二人を促した。女中でも通り掛かると面倒なことになる。二人が今まで抱
き合っていたのは一目瞭然だった。それを示す匂いが部屋に充満している。それでも
久仁子は嫌な顔一つしない。雅彦には意外だった。
 「暑いわね、また汗でびっしょり。」
 そう言って久仁子が裸になった。雅彦一人が浴衣のままだった。
 「どうせだから、マーちゃんも脱いじゃえば。」
 麻美が笑った。
 「どうだった。」
 久仁子が父親にウィンクした。
 「本人の目の前でそんなこと言えるか。」
 進が顔をしかめて見せた。
 「あら、良くなかったの。」
 「馬鹿、反対だ。」
 「あらあら、ご馳走様。」
 雅彦は二人のあっけらかんとしたやり取りに目を白黒させていた。父親が母親とは
別の女を抱いても気にならないのだろうか。まして、その女が目の前に、それも裸で
全てを見せているのである。父親も裸で、半ばうなだれたモノからは麻美の移り香が
漂っていた。
 「ねえ、パパ、そのカメラ使えるでしょ。」
 「雅彦くんに教えて貰えばな。でも、何を撮るんだ。」
 「私達。」
 「え、私達って。」
 麻美が横から口を挟んだ。
 「うん、私達。これから一つになるの。私はバージン卒業。雅彦くんも童貞じゃな
くなるの。」
 「え、ここで。」
 面食らった雅彦が思わず叫んだ。
 「うん。パパ達が見てる前でそうなりたいの。駄目。」
 麻美と進が顔を見合わせた。
「自分たちを棚に上げて、お前達は駄目なんて言えないか。」
 進が肩をすくめて見せた。
 「そうね。目の前でって言うのがちょっとだけど。」
 麻美も進を真似て肩をすくめた。嬉しそうに雅彦に近付いた久仁子が脚の間に雅彦
の顔を引き寄せた。
 「お風呂じゃこんなこと出来なかったから。」
 雅彦が久仁子の膝を割って露わになった襞に唇を当てた。その口元を麻美がジッと
覗き込んだ。
 「人がしてるの、初めて見たわ。しかもそれが息子と来てる。複雑な気分ね。あな
たはどう。娘が大切な所を舐められてるのよ。」
 進もつられて覗き込んだ。
 「写真に撮っておくか。」
 進がデジカメを構えた。ズームで引き寄せると久仁子の割れた肌が大写しになる。
その中を雅彦の舌が行き来していた。
 「いい画が撮れそうだ。」
 進が続けてシャッターを切った。
 「ついでに麻美も撮っておこうか。」
 進が母親の名前を呼び捨てにしたので雅彦が一瞬ビクッと反応した。この二人、も
しかしたら以前からの知り合いかも知れない。その疑惑が雅彦の胸の中で大きく膨ら
んで行った。麻美が進を睨んだ。久仁子がベーッと舌を出した。
 「そろそろ、かな。」
 進が苦笑しながら雅彦の肩を叩いた。顔を上げた雅彦の口元がベットリ濡れていた
ので麻美が吹き出した。



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最近感じるのは、廃墟とヌードファンが多いこと、、、。んで、ちょっと涼しそうな廃墟画像をピックしてみました。ひんやりした感覚、ひっそりとしてて、鳥や、虫の鳴き声、そしてシャッター音。感想お待ちしてます。(^^♪
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