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官能小説『危ない画像』 第3話 益荒男様 作

益荒男様 作

官能小説『危ない画像』

この小説はShyrock様のご許可を頂き掲載しています。

日本人のその部分「雅彦さん、メールありがとう。全然返事が来ないん
   で心配してたんです。
 でも、メール読んだんだから分かってるでしょうけ
   ど、私の方から電話なんか出来ないので困ってまし
   た。
 そうですか、賢治さん、亡くなってたんですね。知
   りませんでした。
 ごめんなさいね。私はあなたのパパと、ずっといけ
   ないことしてました。賢治さんが亡くなる二日前に
   もホテルで一緒だったんです。だから、あんなメー
   ル出しました。まさか、賢治さん以外の人に、まし
   て賢治さんの息子さんに読まれたなんて、恥ずかし
   くて顔が真っ赤になってます。目も涙で真っ赤です
   けど。
 一つだけお願いがあります。私のことはママに言わ
   ないで下さい。今更知ったところで、ママは悲しむ
   だけだし、隠しておいても、別に、もう何も無いこ
   とですから。と言うか、もうママはとっくにご存じ
   かも知れませんけど、今更表沙汰にしても仕方ない
   ことですし。
 もう一つ、ちょっと困ったことがあります。賢治さ
   ん、私の写真とかビデオ持ってる筈なんです。見ら
   れたら困るような、とっても恥ずかしいものなんで
   す。見ないでってお願いしたいけど、無理かしら?
   無理よね。でも、それだけは絶対にママに見せない
   で。一生のお願いです。
 もう少し時間が経ったら、雅彦さんにも会ってみた
   いと思っています。雅彦さんは幾つですか?中学
   生?それとも高校生かしら?文章が上手だから、き
   っと高校生ね。
 無理にとは言いません。もし会って貰えるなら、そ
   の時に連絡先を教えます。
 教えて下さって、とても感謝してます。   圭子」


 読み終えた雅彦がちょっとドキドキした。写真やビデオ、それも恥ずかしいものだ
とすると余計見たくなる。父親も雅彦が使っているのと同じ画像管理ソフトを使って
いた。そのプログラムを開くとサムネイルと呼ばれる小さな画像の見出しが次々と画
面に並んで行った。そのどれもがヌード写真だった。フォルダの名前は「KK」にな
っている。どうやら圭子さんの写真を集めたものらしい。この手のソフトでは最後に
見たフォルダが自動的に表示される。雅彦の父親はデートの余韻をこれらの写真で楽
しんでいたのだろう。
 最初の写真は正面から全身を写したものである。素早くその見出し画像をダブルク
リックすると画面一杯に大写しになった。父親の使っていたディスプレイは二十一イ
ンチなので凄い迫力である。その大画面の中で裸の女がこちらを向いて微笑んでいた。
 雅彦が唸った。やはり親子と言うべきか、顔立ちもスタイルも雅彦好みだった。優
しそうな大きな目が印象的で、歳は二十代後半くらいに見える。胸は大きい方ではな
いが、形がよく、乳首が小さかった。下に目をやると殆ど翳りが無く、僅かに切れ込
みが見えていた。
 雅彦が一旦全身の写真を閉じ、改めて見出しを見ていった。写真の枚数は数百枚に
及んでいる。父親の使っていたデジカメはプロ仕様の一眼レフなのでどの写真も鮮明
に写っていた。雅彦がもう一度全身の写真を開き、スライドショーのボタンを押した。
これは一定間隔で次々に写真を表示させる機能である。色々な角度から写された写真
が段々アップになり、徐々に女の部分が拡大して行く。脚を大きく開いたもの、四つ
ん這いになったところを真後ろから撮ったもの等、どれもその部分が中心になってい
た。
 やや厚ぼったい襞は周りよりも赤みが強い。襞の最上部は頭巾のような形で、その
中からピンク色の、全体のバランスから見たらやや大きめの粒が顔を覗かせている。
中には指先で襞を広げたアップ写真も含まれていた。への字に結んだ入り口。物欲し
そうにポッカリと穴が開いて奥の様子が見えているもの等、インターネットでこの手
の写真は見慣れた雅彦だが、出回っている無修正画像の殆どが外人で、日本人のその
部分がここまで鮮明に六百万画素の高解像度で写されたものは見たことが無い。産毛
の一本一本までがリアルで、湧き出た透明な滴が光っていた。
 雅彦は更にサブフォルダと呼ばれる小引き出しを開いた。フォルダの名前は「P I
P I」になっている。出てきたのは全てアップばかり。開いた襞の間から雫が垂れて
いたり、中には勢いよく放物線を描いて前に飛ばしているものさえあった。雅彦はP
I P Iがフランス語でお し っ こを表す幼 児 語だと気付いた。英語ならP E Eである。
父親にこんな趣味があったのが意外でもあり、思わずニヤッとしてしまった。まさか
息子が自分のコレクションをこうして覗くなど夢にも思ってなかったに違いない。
 一通り圭子とおぼしき写真を見終わった雅彦が別のフォルダに移った。他の写真の
殆どがインターネット、それもニュースグループと呼ばれるところから集めたものら
しい。やはりアップ写真と放 尿シーンが数多く収められていた。それでも、父親のコ
レクションには男女の絡みは全く見当たらなかった。指を入れている写真はあったが、
バイブなどをくわえ込んだものも見当たらない。その辺りに父親の趣味を見た思いが
した。
 雅彦が全く別の場所に「AI」と言うフォルダを見付けた。AIは愛だろうか。何
気なく開いたそのフォルダにもヌード写真やアップ画像が満載だった。こちらはかな
り毛深く、襞の色が黒ずんでいる。広げた襞の中は濃いサーモンピンクだった。これ
らの写真は色調と解像度が他とは違っていた。どうやらイメージスキャナで取り込ん
だものらしい。元は発色の悪いポラロイド写真のようである。もしかしたらデジカメ
が出来る以前に撮られた写真かも知れない。
 このフォルダの写真を見て行くと何となく見覚えのある顔立ちばかりだった。雅彦
が上半身を正面から写した写真を開いてハッとした。それは母親の若い頃の写真だっ
た。母親の旧姓は五十嵐である。「AI」は五十嵐麻美のイニシアルで、これらの写
真は結婚前に父親が撮ったものに間違い無さそうだった。
 麻美は今でも童顔で愛らしい顔立ちをしている。その母親が真っ黒な毛に囲まれた
生々しい女の姿をしていると知って雅彦が思わず生唾を飲み込んだ。圭子のきれいな
その部分にも魅力を感じたが、母親の、どちらかと言えば女を強く意識させる姿も雅
彦には魅力的に思えた。最後の方に麻美が大きな粒を露出させている写真が出てきた。
それは親指の第一関節位ありそうで、直角に襞の中から飛び出していた。
 雅彦がハッとした。今朝、布団の中でパジャマのボタンだと思ったあの突起。実は
麻美の身体の一部に他ならなかったのである。しかも、大きく固くなっていたと言う
ことは、雅彦だけでなく麻美も負けず劣らず興奮していたことを意味している。まだ
未経験の雅彦でもその位の知識は持ち合わせていた。
 そこまで考えた雅彦がもう一度ドキッとした。こんな写真、見なければ良かったと
後悔した。麻美は今晩も一緒に寝る積もりだろう。その生々しいものが自分の腿や、
場合によったら一番敏感なところに押し付けられるのである。冷静でいられるかどう
か、雅彦は全く自信が持てなかった。



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愛と官能の美学
放物線を描いて前に飛ばし  imagei
mage





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A married woman who feels sexually excited

奥様は混浴がお好き
すー
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40歳の妻と55歳の夫の熟夫婦です。子供たちが親離れをしたので夫婦で出かける機会が増えてきました。混浴温泉が大好きな夫に連れられて、妻は仕方なく温泉に入り、記念写真まで撮られてしまいます(^^ゞ
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