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官能小説『危ない画像』 第4話 益荒男様 作

益荒男様 作

官能小説『危ない画像』

この小説はShyrock様のご許可を頂き掲載しています。

女の部分の大写し 改めて見る麻美の若い頃はとても魅力的だった。特に悩ましげな視線を送ってくる
その目が雅彦の心を乱した。若き日の母親に恋してしまった自分に雅彦は動揺しなが
らも次々と写真を開いて行った。女の部分の大写しは沢山あったが、流石に放 尿シー
ンは一つもなかった。安心したような、ガッカリしたような、複雑な気分で雅彦がも
う一度最初からスライドショーを実行して母親の姿を目に焼き付けて行った。何度見
ても麻美の若い姿は魅力的だった。
 「ただいま。雅彦、帰ってるんでしょ。」
 麻美の声に雅彦が慌てて写真を消した。ドアが開くのと画面から麻美の姿が消える
のが殆ど同時だった。
 「何か面白いの、見付かった。」
 雅彦の慌て振りを見て麻美が意味ありげな視線を送ってきた。
 「え、うん。ちょっとね。」
 「もしかして、エッチな写真でもあったんじゃないの。良かったら後で見せてね。」
 「え、まあね。」
 「ちょっと挨拶回りに行ってきたの。お土産に鶴瀬の豆餅と大福買ってきたから、
食べない。」
 「食べる、食べる。あそこの豆餅、美味しいんだよね。」
 鶴瀬は湯島に古くからある和菓子の老舗で、ここの豆餅にはえんどう豆がビッシリ
入っている。雅彦の大好物だった。
 「大福もよ。さ、降りてらっしゃい。」
 雅彦の脳裏にまだ麻美の生々しい姿が焼き付いていた。短めのスカートの中に、あ
の毛むくじゃならなものが包まれていると思うと、固くなってくるパンツの中を抑え
るのが大変だった。麻美はついでに買い物もしてきたらしい。紙袋からお揃いのカッ
ターシャツを出して並べて見せた。
 「ねえ、今度の旅行、これ着て行こうね。」
 「え、ママとペアルックで行くの。」
 「大丈夫よ。上に着るのはそれぞれ違うんだから。あ、これも。これなら外から見
ても分からないでしょ。」
 麻美が紙袋の底から小さな包みを取り出した。ペアルックの下着だった。どちらも
かなり際どいビキニである。
 「どうかしてるよ、ママ。それって、恋人同士が履くもんだよ。」
 「うん。そうよ。今度の旅行はその積もりで行くの。」
 「困ったママ。」
 雅彦はその下着を見せ合っている二人の姿を想像して思わず顔を赤くした。こんな
小さな下着では麻美の濃い茂みがはみ出してしまうだろう。
 「やだ、顔が赤くなってるわ。」
 麻美がそう言って雅彦をからかった。
 その晩も麻美は雅彦のベッドに潜り込んできた。今日は最初から腰を擦り付けて来
るので、どうしても前が強張ってしまう。麻美の方もそれは同じらしく、二人の固く
なったものが触れ合った。それ以上の気配は見せなかったが、麻美は時々固くなった
突起を雅彦に擦り付けた。その度に我慢が限界に来た雅彦がヒクついてしまう。それ
を感じた麻美が更に強く抱き付いて来る。やがて麻美が静かな寝息を立て始めたが、
雅彦は暫く寝付けず、悶々とした時間を過ごすハメになってしまった。


 翌日、雅彦はもう一度圭子にメールを送った。


 「圭子さん、今日は。雅彦です。
ごめんなさい、写真見ました。凄い美人でビックリし
  ました。
写真、消さないで持っててもいいでしょう?ママは勿
  論他の人にも絶対に見せません。約束します。
インターネットのヌード写真ってわざとらしいのが多
  いけど、圭子さんのは全然そんな感じがしないのでき
  れいだと思います。
この写真、全部パパが撮ったんですね?僕も早くそう
  言うことが出来る相手に巡り会いたいと思います。圭
  子さんにも一度会ってみたいけど、今すぐは無理です
  よね?当分は写真で我慢します。でも、おかずになん
  かしませんから安心して下さい(笑)。約束します。
時々メールしてもいいですか?落ち着いたら、またパ
  パのことを話しましょう。 雅彦」


 その後、圭子から返事が来ることは無かった。怒らせたかなと心配したが、また続
けてメールしても余計に気を悪くするかも知れないので返事が来るまで待つことにし
た。麻美と抱き合って寝る落ち着かない日が続き、終業式も終わり、ようやく春休み
になった。
 「いよいよ明日ね。楽しみだわ。」
 麻美は旅行の準備に余念がない。雅彦にと買ってきたブレザーやズボン、靴まで全
て新調してしまった。それらを身に付けた雅彦は歳よりも上、ちょっと見には大学生
でも通用しそうだった。反対に麻美はラフなジーンズと派手なジャンパーを買ってき
た。束ねていた髪を解くと実際の歳よりも十くらい若返って見えた。
 「ね、これなら恋人同士でも立派に通用するでしょ。」
 はしゃいでいる麻美が雅彦には眩しかった。こんなにハイになった母親を見たこと
がない。何か言ってまた落ち込まれてもまずいので雅彦は何も言わなかった。その晩
の麻美はこれまでに増して腰を激しく擦り付けてきた。
 出発前に雅彦がメールをチェックしたが圭子からの返事は届いてなかった。少し気
になったが、今はどうすることも出来ない。二人分のノートパソコンを用意し、自分
の方にはこっそりと母親の写真も入れてしまった。約束通り圭子の写真をおかずにす
ることはなかったが、実は母親の写真がその役目を果たしているのである。
 東京駅から直通の特急に乗った二人はまるで修学旅行のようにはしゃいでいた。傍
目には仲の良い姉弟か、ちょっと歳の離れた恋人同士にしか見えないだろう。事ある
ごとに身体をすり寄せる麻美に雅彦はずっと緊張しっぱなしだった。列車がトンネル
に入った瞬間、ほんの僅かの間電気が点くのが遅れた。その暗闇の中で麻美がいきな
り雅彦にキスをした。それはほっぺたにする親子のものではなく、唇と唇が触れ合う、
恋人同士のキスだった。電気が点く前に麻美は素早く離れたが、雅彦の心臓が早鐘の
ように高鳴っていた。
 「ね、来て良かったでしょ。」
 麻美が笑いながらそう言って雅彦の肩に頭を載せてきた。髪の甘い匂いが雅彦の身
体を熱くした。
 駅から宿まではタクシーで十分程だった。車に揺られながら、麻美はその間ずっと
雅彦の手を握りしめていた。手の平が汗ばんできても麻美は決して離そうとしなかっ
た。
 宿は古びた木造で、入れ違いに帰る客で玄関がごった返している。部屋に落ち着い
たところで雅彦が様子を見に行ったが、お目当ての露天風呂は結構混んでいた。
 「まだ大勢入ってるよ。女湯の方は分からないけど。」
 部屋に戻った雅彦が報告した。麻美が予約しておいた部屋は内風呂付きだった。
 「露天風呂は夜のお楽しみに取っておくか。」
 そう言って立ち上がった麻美がスルスルと服を脱ぎ始めた。
 「折角二人で来たんだから、一緒に入ろう。」
 あっと言う間に裸になった麻美が風呂場に入って行った。残された雅彦が迷ってい
ると麻美が顔を出した。
 「いいお湯よ。さ、早く脱いで。」



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愛と官能の美学
かなり際どいビキニ  image
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