元ヤン介護士の知佳のブログ

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官能小説『秘愛館“睡蓮亭”』 第9話 恋歌様作

何とも言えない濃さの霧が山間の風景を覆って 立ったままゆっくりと母の身体をまさぐり、浴衣を脱がそうとする息子に宏美は囁
いた。成幸はにやっと笑ったのみで答えない。
 そのかわりに浴衣からこぼれた大きな乳房をかっぽりと口に含んだ。舌先ですでに
固くなっている乳首を転がす。恐らく何千回も味わった場所だが、今でもほんのりと
甘く感じるのは何かの錯覚だろうか。
 そのまま乳房を弄びながら、徐々に宏美を押し倒していった。乳房への愛撫自体は
おとなしいものではあったが、それでも母乳を吸う乳 児のように延々と、そして丹念
に繰り返さえられると宏美の身体もたまらなくなってくる。
「ねぇ・・他のところは?」
「他ってどこをしてほしいの?言ってよ」
 恥かしそうに腰を摺り寄せる宏美に意地悪に成幸が言う。浴衣の裾がわれ、白い太
股が息子の腰をはさむようにからみつく。しかし、成幸は乳房を弄ぶだけだ。ここま
でしても応えてくれないとなると本当に言うまでじらす気だ。さすがに口に出すのは
恥ずかしかったが、ついに我慢できずに囁いた。
「あのね・・下のほう・・」
「ここかな?」
 成幸は白々しく言った。紐になっているパンティをほどき、露になった下腹にす
うっと手のひらを下ろして、叢の寸前で止める。


そのまま毛をゆっくりと梳かすよう
に、しかし肉にはぎりぎりで触れずに指を動かした。
「も・もっと・・もっと下!」
 いやらしいまでのじらし方に宏美は恥ずかしさも忘れて思わず大きな声を出してし
まう。
「じゃ、ここ?」
 きゅっと音を立てて成幸の人差し指と親指がクリトリスをつまんだ。たったそれだ
けで宏美の秘肉の一点から電流のような快感が脳髄まで走る。声は一瞬であえぎと
なって口からもれた。
「あんまりじらすのもかわいそうだからね。お母さんはこれから大変なんだし」
 成幸が微笑みながら四本の指で秘肉に触り、その中の中指が秘裂に挿し込まれる。
ゆっくりとした動きではあったが、母親の女体を知り尽くした触り方にあえぎはさら
に大きくなった。
「くちょくちょだね。お母さん」
 宏美の耳元に口を寄せて成幸が囁く。それだけで宏美は真っ赤になり、更に愛液も
したたらんばかりにあふれた。我慢しきれずに母が乱暴な手つきで息子の股間を掴
む。すでにかちかちになった肉棒はじっとりと手のひらに熱かった。
 成幸は腰を入れ替え母の裸体に乗った。しかしすぐには挿入しない。肉棒で秘裂を
なぞりあふれる愛液をたっぷりと塗りたくる。肉棒はすぐにしゃぶった後のように
じっとりと濡れた。
「いくよ」
 優しく囁かれ、宏美がこくんとうなずく。それを合図に太く熱い肉棒が宏美の肉壺
に進入し、ふさぐように一杯にした。軽い痛みとそれの数倍の快感に思わず悲鳴がも
れる。
「ハ・ハハァ・・ッ!」
 成幸は自信を持って腰を動かし始めた。何せ今日はすでに三回射精しているので、
たっぷり余裕がある。そうそう漏れるようなことはない。だから今度はたっぷりと虐
めてやろうと考えていた。
 宏美の方も受け入れるのは三回目だが、女のほうは感度が鈍ることもなくいつでも
新鮮な快感が走るのでたまらない事にかわりはない。いつもより更に激しい息子の腰
使いにすぐにも悲鳴はあえぎに変わった。
「も・もうだめぇぇ・・い・いっちゃ・・うぅぅ。おねが・・い。いっしょに・・」
「だーめ」
 最初の絶頂が来た宏美に成幸は意地悪に答えた。腰の動きは止まろうともしない。
すぐにも悲鳴をあげて宏美はいってしまった。汗に濡れた裸体ががくがくと震え、
べっとりと愛液が股間からしたたる。しかし、成幸はまだ容赦しなかった。
「僕がいくまでやめないからね。何度でもいってよ。お母さん。そのいく時の声と顔
がたまらないんだ」
「ひいぃぃぃ・・」
 絶頂にわななく肉壺に容赦のないドリルでえぐられるような攻撃がなされ、宏美が
新たなる悲鳴をあげる。前にもあったことだが、成幸は一回で何度母をいかせられる
かに兆戦するつもりだった。今までの記録は三回であるが、今、肉壺を攻め上げる固
い感触とそれからもたらせられる耐え難い快感に、宏美は今夜はそれ以上になる事を
確信した。
 事実、この夜に成幸がようやく発射したのは宏美が四回目の絶頂をむかえたと時で
あり、それと同時にひさびさに宏美は失神してしまった。


 翌朝、宏美は一人で目覚めた――と言うより気がついたと言うべきであろうか。
 昨夜の事は途中からもう記憶があいまいであった。気づいた時にはゆるく浴衣をま
とったままで―恐らく成幸がしたのであろう―下着はもちろんつけていない。浴衣を
引っ掛けただけの成幸の傍らによりそうように寝ていたらしく、右手は成幸の腰にか
かっていた。
 よく寝ている成幸を起こさないようにそっと床を抜け出し、壁の時計を見るとまだ
六時である。早いわりには目がすっきり覚めているのは昨夜の大騒ぎに疲れ、熟睡し
きっていたからであろう。
「もう、元気一杯なんだから。どっから出てくんのよ。そんな精力」
 ぶつぶつ言いながら成幸に布団をかけてやる。成幸の体力にはなれているはずだ
が、さすがに昨夜ほど可愛がられると少し腰に力が入らない。ふと、すでに半分以上
大きくなっている肉棒に目が止まった。毎朝これをしゃぶらされるのが日課なのだ。
思わずごくりと喉を鳴らしてしまったのが、何か条件反射のようで恥ずかしかった。
「まあ、良く寝てるしね。起こすのも可哀想よ」
 母親らしいことを呟きながら居間に移る。ニュースでも見ようかと思ったが、その
音で成幸を起こしてしまいそうだ。窓から外を見ると上がりかけの朝日の中、何とも
言えない濃さの霧が山間の風景を覆っていて、いいムードだった。
 結局、成幸が起きるまで小一時間ほど庭を散歩することにした。





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奥様は混浴がお好き
すー
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40歳の妻と55歳の夫の熟夫婦です。子供たちが親離れをしたので夫婦で出かける機会が増えてきました。混浴温泉が大好きな夫に連れられて、妻は仕方なく温泉に入り、記念写真まで撮られてしまいます(^^ゞ
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