元ヤン介護士の知佳のブログ

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官能小説『ただいま』 第17話 (最終章)  恋歌様作

恋歌様作


官能小説『ただいま』

Shyrock様のご許可を頂き掲載させて頂いております。


二人だけの世界で愛し合う母子  母の乳首をぺろりと一舐めしてから猛然と宏一は津子の乳房にむしゃぶりついた。
知り尽くした息子の舌と歯が激しくあばれ、しびれが母の脳天まで響く。その快感の
激しさは(“おあずけ”なのに)、全身が跳ねあがるほどであり、実際、これだけで
もう一度いってしまいそうであった。
「あああぁっ――!」
 しかもそれだけではなかった。息子の胸への激しい愛撫だけでこれだけ狂っている
というのに、母の濡れきった下半身は満足していなかったのである。
「ひ、ひぃ…い、いいっ…でもぉ…」
 母の大きな乳房をむさぼる息子の頭をしっかりと右手に抱きしめながらも、津子の
左手は下を――半ば無意識のうちにさぐる。探しているのだ。母の、沸騰するほど欲
情している肉壺をふさぎ、思いっきり蹂躙してくれる最愛の――母だけの肉棒を。
「あ、はしたないことしている」
 母にようやく肉棒を掴まれた宏一は余裕たっぷりに囁いた。津子の左手のひらから
伝わる息子の肉棒の熱さと血の鼓動の合間にその悪戯声が耳に染み入る。もう、津子
には母としての威厳などなかった。
「お願い…して…宏一さぁん…もう…我慢…でき…な――」
 母の肌の熱さと股間の十分過ぎる湿り、乳首の背伸びするかのような硬直――そし
てこの哀願に宏一は満足の笑みを浮かべた。


息子を宥め賺す母 腰を引いてゆっくりと母の左手から自分
の“凶器”を解き放ち、それを慎重に母の秘肉に押し当てる。
「うっ…うーーーーーっ!」
 ことさら丁寧にしたのはじらすためだけではない。一気に行くと自分も爆発しそう
だったからである。
 そして、ぐっ!という衝撃が母子の双方に波のように走った。
「いいっ!…こ、宏一さん!」
 上から熱い肉棒を刺しこむ息子に、母の熱い肉壺はしゃくりあげるように腰を浮か
せて迎えた。欲情した肉と肉が交わるいやらしい音と快感が、二人の股間から全身へ
爆発する。
「ひぃぃぃ――っ!」
「いいよ…ママ。相変わらず最高だ。一週間待ったかいがあったよ」
 息子の激しい腰の動きの下で母が獣のように跳ね、泣き叫ぶ。余裕のある台詞の息
子も、それにあおられるように紅潮し、さらに母の肉壺をえぐる自分の肉棒を加速さ
せた。
「い―――いくぅっ…い…くぅ――お…お願い…こ…こう…宏一さ…」
 夢中で津子は――いや津子の体は宏一にしがみついた。熱すぎる母の肌が汗を浮か
べた息子の肌を覆い尽くすように密着し、硬くなった母の乳首が息子の胸に押しつけ
られる。母の右手が動いて息子の頭を抱え、同時にその唇が息子の唇に貪るように食
いついた。その感触がさらに母子に欲情をあおる。
「そ、そんなにされるとぉ…」
 次の爆発までの時間はいつもより早かったが、二人とも、もう本気の限界であっ
た。それから数秒後――
「あ……」
 二人の身体中に、しかも同時に爆発が起きた。自分の中のふるえるほどの快感――
それを密着した肌から伝わる相手に同種の衝撃がある喜びがさらに倍化させる。それ
はきっと相手への――実の母子であっても、いやそれだからこそ――“愛”の故で
あったのだろう……
「ああ……宏一さん…」
「ママ…良かったよ。やっぱりママが最高だ。僕はもうママしかいらない」
「――嬉しい…」
 二人だけの世界で愛し合う母子は互いを力一杯抱きしめて、余韻と互いの愛を確か
め合う。しかし、同時に次の愛へのエネルギーがその二つ裸身に加速度的に盛り上り
つつもありー―そして数分後二つの声が重なるのだ。
「ねえ…」




「――いかがでしょうか。お客様。
 さらに申し上げれば、ただいま説明させていただきましたお勧め点は、当マンショ
ンの魅力のほんの一部でしかございませんが、それだけでも十分なものであったと、
私どもは確信しております。他の様々なお買い得ポイントにつきましては、後ほど
個々の説明で申し上げますが、それ以上につきましては――ご購入の上でお客様自ら
ご確認くださいませ。
 ご心配なく。絶対に損はさせません。
 あ、それから――最初に申し上げましたように、当マンションに入居なさるについ
てはオーナーより『仲の良いご家族であること』という条件がつけられております
が、お客様達なら大丈夫でしょう。
 いえいえ、ご謙遜なさらないで。こうしてお伺いしているだけで仲むつまじさは十
分判りますわ。片親だけだとか子供だけだとかなんて気になさらないで下さい。最近
では珍しいことでもないですよ。この私も母子家庭ですし、そもそもここのオーナー
もそうです。
 それに、申し上げましたように、このマンションはお客様のようなご家庭には特別
割引がございますので…私の親友の由佳のご紹介の分も合わせて勉強させていただき
ますわ…


 え?では早速、ご契約いただきますので?
 ありがとうございます――そしておめでとうございます。いや、正直申し上げまし
て、不動産屋としてもお客様の今後のお幸せをこれほど確信できる物件は他にござい
ません。
 では今後のお二方のご多幸をお祈り申し上げます―――」


 K不動産株式会社社長 宏美女史のある日の営業活動より






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